今日も1型糖尿病の、月1度の外来に行ってきました。
もちろんタダで受診して薬も貰える、というわけではありません。
●今回の受診料:約8,600円
●今回の薬代:約3,400円
これでも今回は安い方です。
血液検査の検査項目が多かったりすると、受診料だけで1万円することもありますからね。
そして、この受診料と薬代は、月に1度、“永続的に”発生します。
1型糖尿病は、膵臓の一部細胞(*1)が“死滅”するため、原理的に治らないのです。そのため、毎月毎月(死ぬまで)、1万数千円(*2)を払い続けることになります。
また、1型糖尿病患者の負担は、上記の受診料と薬代だけに止まりません。
この世の大半の人は、自宅内に病院や薬局があるわけではないですよね?
当然、通院にかかる時間=機会費用の損失が発生します。
さらに、受付けを済ませたら、何らかの(あまりに)高度なテクノロジーによって一瞬で診察と処方箋の発行、薬の処方が済むわけでもありませんから、そこでも時間=機会費用の損失が生じます。