1型糖尿病とテニス

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 昨日の体力測定に続き、今日はテニスをしてきました。

2016-10-10

 さて、テニスをするのも今回で6回目くらいなので、血糖値の調整もある程度慣れているつもりです。

 テニス開始1時間ほど前に朝食を摂り、食後血糖値(安静時)が180mg/dL程度になるようにアピドラを注射(6単位)して調整
 そして、合間合間にポカリスエットから糖質を20gほど補充しながら、テニスを2時間実施

 これで終了時の血糖値は 100mg/dL くらいになる「予想」でした。

 しかし、実際の終了時の血糖値は、60mg/dL

 体感の個人差はあるかと思いますが、一般的には低血糖の領域値です。
 特に自覚症状もなく、運動能力が落ちていたわけでもないので、全く気付きませんでした。

 (1型糖尿病になってから、)もう6回ほどテニスをしているのに、これだけ予想血糖値を下回るとは…。

 原因はおそらく、テニス1時間前の朝食時に打ったインスリンの「絶対量」が多かったためと思われます。

 というのも、昨日の体力測定のシャトルラン後の血糖値が、予想よりもはるかに高かったことから、運動前の血糖値調整では、ある程度以上の(速攻性)インスリンの絶対量が必要なのだと考えるに至り、今日は(朝食時に多めに糖質を摂った上で)アピドラを「6単位」という、個人的にはそれなりに大きい単位数注射していたのです。
 その上で、食事の内容は、(朝食時に考えていたように、)安静時の食後血糖値が 180mg/dL 程度になるもので間違いなかったことを併せて考えれば、今回の予想を大きく下回る血糖値は、朝食時のインスリンの絶対量が多かったことが原因だと思い至るわけです。

 ・・・んー。これまでは、インスリン注射後の経過時間は考慮しても、絶対量を気にしてきたことは、あまりありませんでした。

 しかし、昨日の体力測定(のシャトルラン)後と、今日のテニス後の血糖値から考えると、やはり、運動内容ごとに、調整の際に打つインスリンの「絶対量」についても数パターン試し、適切量を調べていく必要がありそうです。

 →その後の、テニスの際の血糖値記録記事

 「何でこんな面倒なこと考えて、血糖値や注射後の経過時間の調整だけでなく、インスリンの絶対量まで調整しなければならないんだよ!」と、思わなくもありませんが、まぁ、仕方ないことですからね。
 そう、仕方ない。

 …健常な方には、自分がどれだけ恵まれているか意識しながらスポーツなりをしてもらいたいものです。


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