1型糖尿病とテニス②(血糖値の調整等記録

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 前回の記事(10/10)時点から、何故かほぼ週に1回テニスをしています。…学生でもなければ、リタイアした身分でもないのですが…。

 …まぁ、せっかくなので、この記事にて、テニス時のインリン(アピドラ)の注射量や血糖値などの記録を残していこうかと思います。はい。

2016-11-02


    他の方の参考になるよう、最小限の身体データを示しておくと、年齢は28で、身長174cm、体重62~64kg
 筋トレが趣味化してきた(10/02記事「(筋トレの効能)+1型糖尿病と筋トレ」)こともあり筋肉は増えてきましたが、(体組成計によれば)まだ標準範囲の筋肉量
 基礎代謝量は(半年のデータ平均で)1530kcal 程度(判定:燃えやすい)。 
 持続型のインスリンはトレシーバを使用。毎朝12単位。
 …となっております。

 以下、記録。

・10/10(前回記事の日。この時点で、テニスの経験回数は6回程度。
 テニス1時間前に朝食
 “アピドラ6単位”+”食後血糖値(安静時)180mg/dL程度”で食事内容を調整
 テニス中、アクエリアスから糖質を20g補充
 2時間実施後の血糖値は、60mg/dL(低血糖の自覚症状は、ほぼなし)

  →アピドラ6単位では多いと判断

・10/19
 テニス1時間前に朝食
 “アピドラ4単位”+”食後血糖値180mg/dL程度”で調整
 テニス中、アクエリアスから糖質を20g補充。
 2時間実施後の血糖値は、180mg/dL

  →若干血糖値が高い結果に。アピドラ4単位では少ないと判断。

・10/27
 テニス1時間前に昼食。
 “アピドラ5単位”+”食後血糖値180mg/dL程度”で調整
 テニス中、アクエリアスから糖質を20g補充。
 2時間実施後の血糖値は、118g/dL

  →ちょうど良い血糖値。アピドラ5単位での調整が良いか。

・11/02
 テニス1時間前に朝食。
 “アピドラ5単位”+”食後血糖値180mg/dL程度”で調整
 テニス中、アクエリアスから糖質を20g補充。
 2時間実施後の血糖値は、67g/dL(終わり際に低血糖の自覚症状あり)。

  →前回同様に”アピドラ5単位”+”食後血糖値180mg/dL程度”で調整をするも、低血糖に。気候の変化等が影響するとしても、さすがに前回と違いすぎる。次回にもう1度同様の調整を行って、可否をみたい。

・11/09
 テニス1時間前に昼食。
 “アピドラ5単位”+”食後血糖値180mg/dL程度”で調整
 テニス中、アクエリアスから糖質を20g補充。
 2時間実施後の血糖値は、72mg/dL(終わり際に若干の低血糖自覚症状あり)。

  →前回、前々回同様に、”アピドラ5単位”+”食後血糖値180mg/dL程度”で調整をするも、前回と同じくらいの低血糖に。
次回、もう1度、10/19同様に”アピドラ4単位”で調整をし、同様に血糖値が下がっていないようであれば、”アピドラ5単位”+”食後血糖値180mg/dL程度”に戻し、合間の糖質補給量を増やしての調整を図りたい。

・11/16
テニス1時間前に朝食。
“アピドラ4単位”+”食後血糖値180mg/dL程度”で調整
テニス中、アクエリアスから糖質を20g補充。
2時間実施後の血糖値は、110mg/dL

 →概ね良好な結果。次回も同様の調整をし、結果を見たいが、それで結果が不良な場合は、これまで固定してきた「実施中の糖質補給量」を調整する方向で、検討するしかないだろう。

—-追記:17/07/16—-
 継続的にアクセスがあるようなので、現在の血糖値調整について補足しておきます。

 現在は手間を小さくするために、アピドラの単位数は拘らず、食後血糖値180mg/dLで調整(つまり、注射量に食事を合わせるのではなく、食事内容に合わせ注射量を調整)しています。

 そして、テニス中の糖質の補充は、アクエリアスからの20gに加え、フルーツジュースなどから追加で10g程度補充するようにしています。

 このように調整すると、テニス後の血糖値は100mg/dL程度になることが多いです。



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