twitterを利用している方は非常に多いかと思いますが、皆さんは自分がしたツイートをどうしているでしょうか?
「いや、どうもしていないけど……」という方が大半なのではないでしょうか。
しかし、それは非常にもったいない。
TL上で見かけた面白い(≠笑える)ツイートがRTなどもされず、ごく少数の人にしか見られていない(であろう)ままに流れていく様などを見た時には、特にそう感じてしまいます。
twitterのツイートというのは、その性質的に、(アクティブユーザーである)フォロワーが多くいる場合を除き、ツイートをした後の短い期間にRTなどで拡散されなければ、そのツイートはごく少数の人にしか見られません。
そして、一度TL(タイムライン)上から流れてしまえば、個人ページを辿るか、(twitter内の)検索から辿り着かない限り、そのツイートが見られることは、ほぼありません。
また、多くの人に見られたツイートであっても、そのツイートが長い期間にわたって見続けられることは、ほとんどありません。
考えてみてください。皆さんは、自分がRTやいいねをしたツイートをどれだけ見返していますか? 「RTやいいねをして終わり」ということが多いのではないでしょうか。 見返す機会があるとしても、直近のものをいくつか見て終わりなのでは?
つまり、ほとんどのツイートというのは、「ツイートして終わり」にしてしまうと、いずれ「消えてしまう」のです。
誰にも見られないツイートは、存在しないのと同じです。(最終的には自分でも忘れてしまいますしね)
ツイートの内容などにもよって差はあるにせよ、一定の時間などを費やして行ったものが次々と無に帰しているのです。
それは、あまりにもったいないでしょう。
そこで、私は(タイトルにもある)「ツイートの活用」をお勧めするわけです。
活用法は色々あるかと思いますが、私がオススメするのは、「“ツイートを使って”ブログ記事を作成」すること。
ツイートの内容を膨らませる形で記事を作ってもいいのですが、特定のテーマ・内容のツイートをまとめて貼り付けて、それに補足的な説明を加える形で記事を作ることをお勧めします(何なら、補足的な説明がなくても構いません)。
例えばこのブログでは、「生きるのが辛い人へ」がツイートに補足的な説明を加えた形の記事ですし、
「1型糖尿病患者が考えていること」は、ほぼツイートを貼り付けただけの記事になります。
また、18年4月29日現在で当ブログPV数トップの「反出生主義について」も、全体の3分の1程度をツイートが占めています。
これらの記事はいずれも一定のPVがあるため、記事に貼り付けたツイートも見られているということになります。
つまり、それらツイートは消えてなくならずに残り続けているわけです。
また、ツイートが見られる(見られ続ける)場を作り出せるということ以外にも、ツイートを使って記事を作成することのメリットは存在します。
まず、テーマや内容が共通するツイートを集積することにより、ツイートの価値が高まります。
一つひとつのツイートでは価値が小さくても、それが集まれば一定の価値を生み出す可能性があるわけですね。
次に、ツイートをブログ記事に使うことで、google検索などに引っかかる可能性が高くなります。
ツイートというのは、全てが検索エンジンの検索結果に出るわけではありません。むしろ、検索に引っかかるのは極々一部です。
しかし、それがブログの記事内で使われると、検索エンジンに検出される可能性が一気に上がります。(最低限のSEO対策は必要)
検索エンジンからの記事の流入がある限りは、そこで使われているツイートは価値を持ち続けますし、ツイッター内ではほぼ価値がなかったものでも新たな価値を持つことになるのです。
さらに、ツイートを使った記事を作り、以上のような理由からその記事へのアクセスがある場合には、広告収入を得られる可能性も生まれてきます。
ツイートして放置していたらそのまま消えていくものが、金銭的な価値を生む(生み続ける)可能性もあるのです。
このように(ツイートを放置せずに)ツイートを利用してブログ記事を作成することには多くのメリットがあります。
もちろん、全てのツイートをブログ記事に使う必要はありませんし、おそらくそれは意味のないことです。
しかし、せっかくしたツイートです。テーマや内容が共通するものが溜まったら、それらをぜひ活かして(生かして)あげてください。
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