当初は1年の活動を1つの記事にまとめるつもりでしたが、4月の時点で既にかなり長くなってしまっていたため、月ごとに分割します。
今のところ、この4月はタンポポの有能さを感じる月となっています。
①(セイヨウ)タンポポ、カラスノエンドウ(4月上旬)
山菜を採りに行こうにも天気が悪い日が続いています…。
というわけで、傘をさして回れる近場で、「山菜」ではなく「野草」を採取することに。
何を採るか迷いましたが、身近に生えているにも関わらず、これまで食べた記憶のない「(セイヨウ)タンポポ」と「カラスノエンドウ」を採ってきました。
・(セイヨウ)タンポポ
あまりにメジャーな野草。
花と蕾(つぼみ)を採取。
葉や根も食べられますが、今回は花と蕾だけにしました。
・カラスノエンドウ
こちらも、非常によく見かける野草ですね。
若い芽や若葉、花、サヤが食べられるようです。
葉や茎にアブラムシが”びっしり”ついているものばかりだったので、今回はサヤの部分だけ採取しました。
■調理
(セイヨウ)タンポポとカラスノエンドウ両方をよく洗い、その他処理はせずに、天ぷらにしました。
初めて食べる山菜、野草は、やはり天ぷらで食べてみるのがいいですよね。
左が(セイヨウ)タンポポ、右がカラスノエンドウです。
カラスノエンドウのサヤはすぐ焦げてしまうので、サッと揚げるようにした方がよさそうです。
小さくて薄いので、すぐ火は通りますしね。
そして、味について。
カラスノエンドウの天ぷらは、「豆味のスナック菓子」の味がして、なかなか美味しいです。
ただ、先の部分が固い。
大きくなり、豆の形がハッキリしてくると苦みが出て、あまり美味しくないようなので、今回は若めのサヤを採ってきたのですが、どうやら若くてもサヤの先端部分は固いようです。
調理法にもよるのでしょうが、少なくとも先端部分は切り落としてから調理した方がよさそうです。
次に、(セイヨウ)タンポポの天ぷら。
こちらは、クセがなく、且つほんのり甘みがあって非常に美味しいです。
こんなに美味しいものをこれまで食べてこなかったことが悔やまれるほどの美味。
見た目も綺麗で、採取も容易。
…これは良い食材ですね。
・タンポポを気に入ったので、翌日、再び(セイヨウ)タンポポを採取。
今回は、花と蕾以外に、葉と根も採取しました。
根は、結構な時間をかけてもこれだけしか採れませんでした。
根を採取する場合には、手で引っ張っても抜けないので、最低でも小型のシャベルなどが必要です。
ただ、大きな株でも根はあまり太くはないため、一つの株から多くの根を採取しようとすると、かなり深くまで掘らないといけません。私は、どの株も最深部まで掘るのは諦め、途中でちぎりました。
土が柔らかい場所で採取することに加え、大きな株が集まっている箇所を掘るようにすると、効率が良いかと思いますので、採取する際には参考にしてください。
■調理
今回は、花と蕾の天ぷらの他に、葉と花、蕾を使ったペペロンチーノと、根を使ったキンピラを作りました。
・ペペロンチーノ
まず、葉と花、蕾を洗った後、葉を少し(数分)茹でます。
必要ないかもしれませんが、今回は、お湯から上げる少し前に花と蕾も入れ、少しだけ茹でています。
お湯から上げたら、数分間水に浸けておきます。
これで、タンポポの下処理は終わり。
次に、刻んだニンニクと鷹の爪をオリーブオイルで熱した後、水気を切ったタンポポの葉を入れ、塩コショウを加えながら少し炒めます。
その後、ウインナーを入れて少し炒め、そこに花と蕾を入れて更に少しだけ炒める。
最後にパスタを投入し、塩や醤油で味を整えながら炒めれば完成です。
盛り付けが若干汚いですが、味はかなり美味しいです。
葉がいい具合に、ニンニクや鷹の爪から出た味の乗った油などを吸っていますし、花や蕾もほんのり甘い程度で邪魔をしていません。
これは、人にオススメできるレベルです。
ただ、もう少し葉を採って来るべきでしたね。茹でたら、思っていた以上に縮んでしまいました…。
・次は、根を使ったキンピラ。
まず、茎から切り離し、土などを洗い落した根を茹でます。
10分ほど茹でた後、水に浸け、10分ほど放置。
火が通ったら、醤油・酒・砂糖で作った調味料で煮詰めていきます。
今回は、1:1:1の比率。
煮詰まったら完成です。
味は…
調味料の味付けは悪くないのですが、かなり苦いです。
「ほろ苦い」なんてものじゃなく、ただただ苦い。
いやぁ…。葉にあまり苦みがなかったため、根も、「10分茹でで、10分水に浸す」くらいで大丈夫だろう、と思っていたのですが、甘い考えでした。
しっかりアク抜きしないと食えたものではないですね。(食べましたが)
たんぽぽの根を調理する際には、かなり長めに水に浸けておくことをお勧めします。
——–今回参考資料——–
・おくさまひさし『美味しい山菜ハンドブック』(文一総合出版、2011)
・https://cookpad.com/recipe/2564868 (cookpad)
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②ユキノシタ、ドクダミ、セイヨウタンポポ(4月上旬)
前回に続き、「山菜」ではなく、「野草」を採取。
これまた前回に続き、セイヨウタンポポも採取しましたが、他にユキノシタとドクダミ、セイヨウカラシナ、そしてさらに、ミントまで採取できました。
・ユキノシタ
林のようになっている場所の、木の下に群生していました。
特徴的な模様(葉脈)があり、葉と茎は細い毛に覆われています。
葉の裏は白っぽいですね。
なお、根が浅いため、葉だけちぎるつもりでも、根まで抜けてしまうことがありますので、採取の際には一応ご注意ください。
・ドクダミ
ユキノシタの近くに群生していたため、ついでに採取。
皆さんよくご存じの野草かと思います。
ハート型の葉と、赤っぽい葉の裏と茎が特徴的ですが、何より独特の匂いがします。
・たんぽぽ
今回は花と葉のみ。
前回の反省を活かし、今回は葉を多めに採取しました。
分かりにくいかもしれませんが、「大きめのボールいっぱい」の量です。
■調理
・ユキノシタ、ドクダミの天ぷら
調理が天ぷらばかりなのもどうかと思い始めましたが、ユキノシタについては、天ぷら以外にあまりメジャーな調理法はないようなので、天ぷらにしました。
ついでに、ドクダミも天ぷらに。
どちらも洗い、水気を切ってから揚げましたが、特にユキノシタは葉の細かい毛に土などが付いているかもしれませんので、よく洗ってから調理しましょう。
今回は意識して「衣を薄く」したつもりだったのですが、もう少し薄い方がよかったですね…。難しいところです。
さて、味のほどですが、ユキノシタは(見た目に反し)クセがなく、スナック菓子のような感覚で食べられる味でした。(まぁ、悪く言えば、味があまりないわけです)
一方ドクダミは、思っていたほど苦みや臭みなどはなく、「ほのかに苦みと匂いがある」といった感じで、なかなか美味でした。
他の調理法だとまた違うことは想像できますが、少なくとも天ぷらで食べる分には、おいしい野草だと思いますよ。
・(セイヨウ)タンポポの花と葉の天ぷら
タンポポの花と蕾は、これまで何度か天ぷらにして食べてきたのですが、今回は葉も天ぷらにして食べてみることに。
下処理については、特にアク抜きなどはせず、洗っただけです。
花の天ぷらは、やはりほんのり甘みがあって美味しいです。
そして、葉の天ぷらは……ほのかに苦みなどのある、”いい意味で”野草らしい味です。
ただ、葉の形などのせいか、葉の天ぷらは崩れやすいので、調理の際には少し注意が必要かもしれません。
・(セイヨウ)タンポポの葉のおひたし
やはり葉は、葉物らしい食べ方もしておきたい。
ということで、まずはおひたし。
天ぷらではアク抜きなどはしませんでしたが、おひたし等で食べるには、さすがにアク抜きが必要でしょう。
まず、採取した葉を下茹で。
今回は5分程度茹でました。
茹でた後の様子がこちら。
…随分、カサが減ってしまいましたね。
これを、水に浸け、さらにアクを抜いていきます。
花が咲いている頃の葉は苦みがあるらしいので、今回は3時間放置。
水から上げ、軽く水分を切り、かつおぶしを少し乗せ、醤油を少しかけて完成です。
味は、「ほんのり苦みのある葉物野菜」といった感じで、なかなか美味しいです。
ただ、個人的にはもう少し苦みなどがあった方が良かったので、同じように、少し苦みが残っていた方が良い方は、水に浸けておく時間は1~2時間程度までにしておくことをオススメします。
・(セイヨウ)タンポポの葉の卵炒め
アク抜きをした葉で、卵炒めも作りました。
当初はバターで炒めようと考えていたのですが、葉自体の味を残すため、今回はごま油で炒めました。
おひたしで美味しかったわけですから、卵炒めにして不味いわけがない。
ただ、やはりもう少し苦みなどが残っていた方がよかったかな…。
・(セイヨウ)タンポポのリキュール
タンポポの葉は以上のように調理しましたが、花については今回はちょっと変わった使い方をして、タンポポのリキュールを作って(仕込んで)みました。
仕込みの過程自体は簡単です。
花と氷砂糖、ホワイトリカーをビンに入れるだけですからね。
一応、今回の過程を書いておきます。
まず、摘んできた花から、ある程度以上開いたものを選別します。
次に、おそらく不要な過程だとは思いますが、草っぽくなっても嫌なので、今回は総苞片(反り返っている部分)を取り除きました。
この赤い部分です。
ちなみに、日本在来種の「カントウタンポポ」だと、この部分は反り返っていないようです。
この総苞片をむしり取った後に洗い、一日くらい室内干し。
そして、氷砂糖と共にホワイトリカー浸けます。
比率をどうするか悩みましたが、今回は、タンポポ20g – 氷砂糖40g – ホワイトリカー400mL で作成しました。
あとは1カ月ほど経ったら花を取り出し、さらに3カ月ほどおくようです。
というわけで、実際に飲むのはもうしばらく先になります。
果たしてどんな味になるのか……。楽しみです。
——-今回参考資料——-
・おくさまひさし『美味しい山菜ハンドブック』(文一総合出版、2011)
・金田初代 他『おいしい「山菜・野草」の見分け方・食べ方』(PHP研究所、2010)
・橋本郁三『採って食べる 山菜・木の実』(信濃毎日新聞社、2003)
・「春の最初に作る たんぽぽ酒」(田舎暮らし情報館)
http://www.inakakurashi.jp/blog/2016/ (最終閲覧:17/04/14)
・「タンポポ酒」(吉井物産センター)
http://www.jagunma.net/yoshii-bussan/osirase/recipe-old/recipe-15.htm (最終閲覧:17/04/14)
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③セイヨウカラシナ、シロツメクサ、ミント(4月中旬)
今回は土手を散策中に見付けたものを採取しました。
・セイヨウカラシナ
ずっと「(セイヨウ)アブラナ」と思っていた野草。
(セイヨウ)アブラナと同じアブラナ科アブラナ属ですし、土手や空き地のような場所によく生えているのも同じです。
花の形や大きさも微妙に違いますが、葉と茎を見れば、比較的簡単に判別できそうです。
詳しくはこちらのページで確認していだたきたいですが、葉の縁がギザギザしていて、葉が茎を抱くように生えて”いない”のなら、(セイヨウアブラナではなく、)セイヨウカラシナでしょう。
まぁ、どちらも食べられるので、最悪間違っても構いませんがね。
なお、一般的な採取時期はもう少し早い、花の咲きだす前の時期なようです。
実際、茎は既に固くなっており、手で折れない(食べ頃の時期のものは、手で簡単に折れるらしい)状態でした。
そのため、今回は葉を中心に採取し、茎はまだ多少柔らかいものを少しだけ採ることにしました。
・シロツメクサ
タンポポやドクダミ、イタドリと同じように、割とどこにでも生えている、メジャーな野草ですね。
いわゆる「クローバー」です。
こちらも食べられるようなので、葉を採取。
ただ、いくら群生しているとは言え、1つ1つが小さいため、ある程度以上の量を採るのは結構大変です。
・ミント
川沿いを歩いていたところ、何やら柑橘系のいい匂いが。
どうやらこの草からの匂いのようです。
まさに「水際」と言うべき場所に、群生していました。
あまりにいい匂いだったので、「まぁ、食べられなくてもいいや」と思い、少し採取。
帰宅後、(匂いを嗅いでリラックスしながら、)野草に関する本で調べてみたのですが、該当しそうなものはありません。
また、ネットで調べようにも、検索のかけ方がいまいち分かず、情報は見つかりませんでした。
仕方ないので、某知恵袋で質問してみたところ、「ミントの一種」ということだけは分かりました。
言われてみれば確かに、見た目も匂いもミントです。
見付けたものは、葉が大きいもので5cm以上あるようなサイズであり、私が持つミントのイメージはもっと小さいものだったため、「ミント」という発想は出てきませんでした…。
なお、何ミントかはまだ分かっていません。
葉の形はペパーミントっぽいですが、ちょっと葉のサイズが大きいような…。
スペアミントにしては、葉の先が丸いですし…。
ミントは見た目が似ているものが多いようですし、混雑しやすいようですから、正確に「○○ミント」と特定できるものではないのかもしれませんが、「おそらく○○ミントだろう」と分かる方がいらっしゃれば、ぜひコメント欄等から、ご教示ください。
■調理
・セイヨウカラシナの塩漬け
セイヨウカラシナのメジャーな調理法は漬物なようなので、今回は塩漬けにします。
長い茎を鍋に入るサイズに切った後に、まずは下茹で。
採取した時期が少し遅かったようなので、今回は5分程度茹でた後、まだ固い茎をさらに10分ほど茹でました(ほとんど柔らかくなりませんでしたが…)。
花が咲く前であれば、葉も茎も、もっと短い時間でよさそうです。
下茹でが終わったら、水に浸けます。
今回は3時間ほど放置しました。
これで下処理は終了です。
次は、塩漬けの過程。
今回は、ビニール袋を使って漬けました。
まず、水から上げ、ザルで水を切ったセイヨウカラシナを、食べやすい大きさにカット。
それをビニール袋に入れ、塩と鷹の爪、刻み昆布を追加して混ぜます。
最後に、空気を押し出しながら袋を絞ったら終了です。
1日置いた後、食べてみると……
…下処理の時間はもっと短い方がよかったですね、これは。
葉自体に味がほとんど残っていません。かすかに辛みがある、くらいです。
また、茎も噛み切れません。
味は残っていますが、そもそも食べられないのですから、意味がないですね…。
ただ、花が咲く前の時期に採取し、もっと下処理の時間を短くすれば美味しくなるだろうと予想できます。
来年はもう少し早い時期に採取して再挑戦したいところです。
・シロツメクサのおひたし
一度味をよく確認するために、こちらはおひたしにしました。
下処理が必要ですが、時間はかかりません。
まず、茎が長いと食べ辛そうなので、あまりに茎が長いものは適当な大きさにカットし、その後、お湯で5分ほど茹でます。
お湯から上げたら水に浸けますが、これも5分くらいでいいようです。
…綺麗な色ですね。
これで下処理は終わりです。
そして、水を切ったシロツメクサに鰹節を少し乗せ、醤油をかければ、おひたしの完成です。
味はまさに、「小さくなったほうれん草」といった感じ。
非常に美味しいです。
これは、ほうれん草を使う調理であれば、何にでも使えそう。非常に有能です。
そのうえ、割とどこにでも生えていますし、判別もしやすい。
下処理も時間がかからないので、オススメの野草です。
ただ、まぁ、量を確保するのが大変だという問題はあるのですがね…。
・ミント
何ミントかも分かりませんし、これまでハーブを使った経験もないため、何に使ったらいいのか思い付きません。
とりあえず、ウイスキーに入れて使っています。
使い方も簡単に、まず少量の水を入れたグラスにハーブを数枚入れ、マドラーなどで少し押しつぶしてから、ウイスキーや氷などを入れるだけです。
これだけで、味や風味が結構変わって面白い。
まずは一杯普通に飲んで、二杯目はミントを入れて呑む、といった呑み方をしています。
——-今回参考資料——-
・おくさまひさし『美味しい山菜ハンドブック』(文一総合出版、2011)
・金田初代 他『おいしい「山菜・野草」の見分け方・食べ方』(PHP研究所、2010)
・「植物似たもの同士7 セイヨウアブラナとセイヨウカラシナ」 (みかんの花日記)
http://48986288.at.webry.info/200803/article_10.html (最終閲覧:17/04/14)
・「今が旬の「野草」で絶品漬物!」(丸ごと小泉武夫食マガジン)
http://koizumipress.com/archives/3512 (最終閲覧:17/04/14)
・「からし菜塩漬を喰う」(日々凡々、歩いて行こう)
https://blogs.yahoo.co.jp/he_e_ya/34944278.html (最終閲覧:17/04/14)
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④カントウタンポポ(4月中旬)
いつもの場所でセイヨウタンポポを採取していたところ、そこから少しだけ高い場所にカントウタンポポが生えているのを発見しました。
まばらに生える木の下の、”若干”日陰になっているような場所に生えており、その周りにセイヨウタンポポは生えていなかったので、微妙に生える環境が違うのかもしれません。
また、②の項目で、セイヨウタンポポは総苞片が反り返っているが、カントウタンポポは反り返っていないと書きましたが、実際に確認して見ると、確かに反り返っていません。
↓左がカントウタンポポ、右がセイヨウタンポポ
また、並べて比べてみると、葉の形なども結構違いますね。
こちらも、左がカントウタンポポ、右がセイヨウタンポポです。
そして、味もどうやら違うようです。
本には「セイヨウタンポポの方が苦みが強い」と書かれているものもありますが、生の状態で少し食べてみると、明らかにカントウタンポポの方が苦みが強く、青臭さがあります。
(もちろん、個体差や環境差もあるのでしょうが…。著者はちゃんと食べ比べてから書いたんですかねぇ…。)
というわけで、カントウタンポポも採取、調理しました。
・調理
■葉と花のペペロンチーノ
①の項目と同じように、ペペロンチーノを作成。
下処理の過程も同じです。
前回は見た目が若干汚かったですが、今回は見た目もある程度綺麗にできました。
ただ、花は茹でた際に閉じたような形になってしまったため、目立っていませんね…。
味は、文句なしに美味しいです。
カントウタンポポを使った方が、葉に食感などが残っていて美味しいかもしれません。
■タンポポの葉のおひたし
こちらも、前回のセイヨウタンポポと同じ過程で作りました。
ただ、前回は茹でた後に水に浸け過ぎたため、今回は水に浸けるのは1時間だけにしました。
ほうれん草などの葉物野菜のような食感で、苦みも少し残っていて良い感じです。
タンポポは割と”どこにでも”生えており、花があればひと目で分かり、花がなくても比較的判別が簡単、そして、花以外は一年中採取が可能。さらに、生命力も強く、少し採取したくらいでは枯れない。
味もいいですし、花を調理に使えば見栄えも良い。
これはかなり有能な野草ではないでしょうか。
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