門外漢がオススメする言語学関連の本

 dlitさんのコチラの記事

 を読んで、大学生(学部生)の頃に言語学関連の本を読んでいた際の、楽しかった記憶が甦ってきました。

 

 ……といっても、私は言語学科にいたわけでも、人文学部にいたわけでもなく、法学部の政治学ゼミに所属したんですよね。

 そんなやつがなぜ言語学の本なんて読んでいたかというと、

・政治学というのは“学問としてまともに”やろうとすると、「何でも知っていなくてはならないし、何でもできなければならない」学問だった
・人の活動の多くが言語をベースにしているのであれば、それ(言語)についての理解がなければ、そもそも政治学なんてできないのでは? という疑問(気付き)を持った

 というのが、主な理由です。
(残念ながら、私には“まともに”政治学をやる能力はありませんでしたが…)

 言語学と政治学が明確にリンクしている(当時の)既存の学問領域というのはかなり少なく、卒業研究にかなり苦労することになるのですが、それでも私にとって言語学というのは非常に興味深いものでした。
 特に、人の認知、思考と言語の関係性、社会・文化と言語の相互関係というような内容は、法学部の政治学ゼミに身を置く者としては大変面白く、その辺りに関する言語学の知見を得ていくのが純粋に楽しかったことを覚えています。

 ……というようなことを思い出しながら、この記事では当時私が読んだ言語学関連の本の中から、言語(学)に興味を持っている他学部の学生や、社会人の方にオススメの本をいくつか紹介したいと思います。

 手に取りやすいよう、新書・文庫が中心です。
 ぜひ参考にして、言語(学)の面白さを味わってください。

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2017年読了本からのオススメ4冊

 もうすぐ2017年も終わってしまいますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 そして、この1年を振り返ると、いかがだったでしょうか。

 私は相変わらず、誰も幸せにならないであろう「思想モドキ」をtwitterで垂れ流し、それを元に記事をいくつか書いたりもしていましたが、野草や木の実の採取を始めたり、10数年ぶりに海釣りをやってみたり、ネット上である企画を立案・運営したりと、それなりに新しいことに挑戦できた1年だったように思います。

 さて、この記事では昨年同様、1年間の読書の振り返りも兼ねて、今年読んだ本の中から人にお薦めできる本を紹介したいと思います。

 ただ、昨年は読了約100冊から10冊を選出したのに対し、今年の読了は50冊程度と、かなり少なくなってしまいたため、4冊だけの選出となりました。
 「読了数こそが大事」とは思いませんが、あたる冊数が多い方が(自分にとって)有意義な本に出会う機会も必然的に増えますし、多く本を読むことは言語能力を始めとした知能の向上にも資するでしょうから、来年は少なくとも100冊は読みたいところですね。
 

―取り上げる4冊―
①読書猿『アイデア大全』(フォレスト出版、2017)
②架神恭介、辰巳一世『完全教祖マニュアル』(ちくま新書、2009)
③堀江博文『ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく』(ダイヤモンド社、2013)
④リチャード・ワイズマン『その科学が成功を決める』木村博江訳(文春文庫、2012)

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私の好きな漫画たち

 先日ふと、「本は読む度に、メディアマーカーやtwitterで感想を書いたり、必要であれば読書ノートのようなものを作ったりしているのに、漫画は一切そういったことをしていないな……」と思い、漫画を読みっぱなしにしているのは「もったいない」ような気がしてきました。

 そこで、この記事で実験的に、私がこれまで読んだ漫画の中で、特に私が好きなものを挙げていき、コメントを加えていくことにしたいと思います。(随時追加予定)

 かなりジャンル等に偏りがあるかと思いますが、皆さんの漫画選びの参考になれば幸いです。


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「思想」とは何なのか?

 私は普段、主にtwitterで「誰も幸せにならない」ようなことをつぶやいており、その元となる考えを「思想モドキ」と呼んでいます。
 (→「生きるのが辛い」人へ にまとめています)

 しかし、先日ふと、「『思想』には至らないという思いから『思想モドキ』と言っているが、そもそも『思想』って何なんですかね…?」と思い至りました。

 ……んー。何となくイメージは湧くのですが、言語化できるほどはっきりとした対象は思い浮かびません。

 皆さんはどうですか?
 「思想」とは具体的にどのような事物を指すのか、言語化して、説明できるでしょうか?
 「思想」と似たニュアンスの言葉に、「思考」や「主義」がありますが、これらの(指示対象の)違いを認識できているのでしょうか?
 それが分からずに、世の中に溢れる「○○思想」「○○主義」を果たして理解できるのでしょうか?

 ……というわけで、この記事では、「思想」とは何ぞや? ということを探っていきたいと思います

 ただ、「『思想とは何ぞや?』という、私の思想」になると、話がややこしくなってしまいます。
 そのため今回は、私の思想が極力入り込まないように、事典、辞典を中心に各種書物の記述を確認していく形で、「『思想』とは何ぞや?」を探っていくこととします。
 この点をご理解頂けた方のみ、以下にお進みください。

——目次——
■国語辞典の記述
 ・『広辞苑』
 ・『大辞林』
 ・『日本国語大辞典』
■百科事典の記述
 ・『日本大百科全書』
 ・『世界大百科事典』
◇電子辞書のススメ
■専門の事典の記述
 ・『哲学事典』
 ・『事典 哲学の木』
 ・『新版 心理学事典』
■まとめ
■おまけ
 ・『新版 日本語使いさばき辞典』(シソーラス)
 ・『社会科学総合辞典』
 ・以下、作成中

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2016年読了本からのオススメ10冊

 あっという間に2016年も終わり、三が日まで終わってしまいましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 私は、年末からずっと偏頭痛が続いており、ほとんど活動ができずにいました。さすがに病院に行くべきか…。

 そんなわけで、本来なら昨年中にやっておきたかった、2016年に読了した本からのオススメの紹介をやっておきたいと思います。
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