dlitさんのコチラの記事
を読んで、大学生(学部生)の頃に言語学関連の本を読んでいた際の、楽しかった記憶が甦ってきました。
……といっても、私は言語学科にいたわけでも、人文学部にいたわけでもなく、法学部の政治学ゼミに所属したんですよね。
そんなやつがなぜ言語学の本なんて読んでいたかというと、
・人の活動の多くが言語をベースにしているのであれば、それ(言語)についての理解がなければ、そもそも政治学なんてできないのでは? という疑問(気付き)を持った
というのが、主な理由です。
(残念ながら、私には“まともに”政治学をやる能力はありませんでしたが…)
言語学と政治学が明確にリンクしている(当時の)既存の学問領域というのはかなり少なく、卒業研究にかなり苦労することになるのですが、それでも私にとって言語学というのは非常に興味深いものでした。
特に、人の認知、思考と言語の関係性、社会・文化と言語の相互関係というような内容は、法学部の政治学ゼミに身を置く者としては大変面白く、その辺りに関する言語学の知見を得ていくのが純粋に楽しかったことを覚えています。
……というようなことを思い出しながら、この記事では当時私が読んだ言語学関連の本の中から、言語(学)に興味を持っている他学部の学生や、社会人の方にオススメの本をいくつか紹介したいと思います。
手に取りやすいよう、新書・文庫が中心です。
ぜひ参考にして、言語(学)の面白さを味わってください。