スニーカー靴底の補修

-Sponsered Link-

 先日、少なくとも2年は履いているであろう靴で、”少し”ぬかるんだ道を歩いていたら、あっという間に浸水してきました。

 靴底がすり減っているのには気付いていましたが、そんなに酷いのか…。

 帰宅後に確認してみると…

A

 …なるほど。浸水するわけです。

 今後雨の日も多くなっていくであろうことを考えると、この状態ではまずい。

 しかし、この靴気に入っているんですよね…。

 
 となれば、「同じものを買う」というところに落ち着くわけですが、どうやらもう販売していないようで。

 1年くらい前に「予備として同じものを買っておくかな…」と考えた際には、まだあったんですが…。

 …そうなると、この靴を補修するしかありません。

 当初は、「コーキング剤でも使えばいいかなぁ…」と思っていたのですが、ネットで検索をかけてみると、「靴用補修剤」や「靴底補修剤」なるものが市販されているようです。

 (*コーキング剤 : 壁の隙間などを埋める際に使われるシリコーンやポリウレタン系の樹脂。ホームセンターなどでも売っており、一般家庭ではおそらく、浴槽や洗面台、流し台などと壁の隙間を埋めるのに使われることが多い)

 コーキング剤と成分はさほど変わらないような気がしますが、それほど高いものでもないので、素直にそちらを使ってみましょう。

今回使ったのは、セメダイン社の「シューズドクターN」(ホワイト、50ml)
(amazonで598円)

 商品到着後、さっそく補修に入ります。

H

 パッケージ記載の説明によれば、付属のポリ板で壁を作って、そこに製品を流し込むようにして使うようですが、この靴は踵部分から靴底の方へと曲線を描いており、さらにロゴが書かれているプレートのようなものまで着いているため、説明通りの方法は使えません。

 仕方ないので、付属のヘラに製品を出し、少しずつ塗り重ねていくことにしました。

C

 …なんか楽しい。工作しているような気分でしょうか。

 正確な作業時間は把握していませんが、左右両方をやっても30分かからなかった思います。

 ちなみに、(説明通りに)ポリ板を使ってやるとこんな感じです。

D

 ポリ板を使う場合には、流し込んだ製品を、ヘラで押し込んだり成形していく感じになります。

 さて、まず半日ほど置いてから少し塗り足し、そこから1日乾燥させた結果、こうなりました。

P_20170307_155351

 至近距離で見ると、デコボコしていたり、黒いライン部分に製品が付着してしまっていたりしますが、まじまじと他人の靴の踵部分や靴底を見たりすることはないでしょうし、このくらいのアップでもそこまで目立ちません。

 また、もう少し離れれば、ほぼ修繕した様子はほぼ分かりません。
 履いていれば色が同化して、より分かりにくくなるでしょう。

P_20170307_155515

 ちなみに、ポリ板を使って説明通りにやった靴の結果は、こんな感じです。

E

 こちらの方が綺麗ですね。靴の構造的にポリ板を使えない場合以外は、やはりポリ板を使用して使った方がいいでしょう。

 さて、以上のように、目的のスニーカーと、(ついでに)ランニングシューズの2足の靴底を補修したのですが、まだまだ「シューズドクターN」は残っています。
ポリ板を使って流し込む方法で使用しても、あと2、3足は補修できそうです。コスパは良好なのではないでしょうか。

 また、今回はホワイトを使いましたが、ブラックやブラウンもあるようです。

 皆さんも、工作気分で靴底の補修をしてみてはいかがでしょうか。結構楽しいですよー。

——–17/03/26:追記——–
 雨道を歩き、浅い水溜りに入ってしまったりしても、今のところ浸水する様子はありません。
 「擦り減る」というレベルではなく、もはや「穴が開いている」状態だったことを考えれば、凄い効果。嬉しい限りです。
———————————–

-Sponsered Link-